すげ替え・修理repair
和装履物は、カカトから消耗します。カカトを小まめに交換するだけで、履物のもちが違います。
カカトゴムが薄くなって一部が底ゴム、または皮底と一体になりそうになったら替え時です。
【当店ご購入品について】
ご購入品の挿げ替え(台の交換・花緒の取替え)、花緒の調整、修理(カカトゴム・前がね交換等)をさせていただいています。
なお、挿げ替え・修理共に消費税別の料金となっております。
≪挿げ替え・調整≫
花緒の調整 無料(何度でも)
花緒の取替え 花緒代のみ
台の交換 台の代金のみ
≪修理≫
本場・手作り雪駄・桐右近下駄(草履型)
カカト交換 一回無料です。
角下駄
前金外れ交換 一回無料です。
≪二回目以降の修理料金≫
下駄の前金交換 ¥100
下駄のカカト交換 ¥700
雪駄のカカト交換 ゴム製品 ¥700
皮・馬蹄鋲¥1,000
皮・三角鋲¥1,200
【他店ご購入品について】
『花緒の調整・修理は、購入した店舗でやってもらって下さい』というのが基本の考え方です。
店が廃業してしまったいう場合、購入店で修理が出来ないという場合は、させていただきます。
なお、中国製品・リサイクルショップ品は花緒の調整及び修理をご遠慮申し上げます※下記記載)
また、挿げ替え・修理共に消費税別の料金となっております。
≪挿げ替え・調整≫
花緒の調整 ¥300〜
花緒の取替え 花緒代+挿げ・ほどき代
台の交換 台の代金+挿げ・ほどき代
≪修理≫
カカト交換 ¥700〜
前金外れ交換 ¥100(一足分)
ネット購入してサイズが合わないというのはよくあることです。購入する際に、調整やメンテナンスができるかどうかを確認されるようお勧めいたします。
※リサイクルショップ品など履歴がわからないものに関しましては、見た目がキレイでも経年劣化を起こしているものも少なくありませんので、花緒の調整・修理はご遠慮申し上げます。
※経年劣化を起こしたお履き物は、強く引っ張ればぼろぼろと繊維が崩れ、金槌で鋲を打つと衝撃で接着が取れてしまう場合があります。
いずれにしましても、花緒の調整・修理をする時には力を入れて花緒を引っ張ったり、金槌を使います。
かなり年数が経っているものや、保存状態が良くないものは壊れる場合があるということをご承知おきくださいませ。
【思いを大切に履く...店主の独り言】
そのお履き物はご自分でご購入になったものでしょうか。
ご結婚の折に、ご両親にお支度していただいたものかもしれません。
また、ご家族の方から譲り受けた思い出の品である場合もあるでしょう。
物には作り手の思いがこもります。
そのお履き物は、幾人もの職人が誰ともわからないへお客様に、なるべく履きやすいものを履いていただきたいと工夫を重ね心をを込めて作った品です。
いろんな人の思いがこもったお履物。
寿命がくるまで大切に履いていただければと願っております。
昔。祖母である2代目が申しておりました。
『火鉢で手を炙っとっても、人の挿げた履物はさわらん。
挿げてもらったところへお行きん。』
『火鉢で手を炙る』とは、暇を持て余しているという意味です。
それほど暇であっても他の店で買った履物など手を痛めてまで、すげ替えなどしたくないということでしょう。
豊川一の挿げ手と言われていた祖母は、挿げに対するプライドだけで言ったのではありません。他店の履物を修理する過程で、万が一にも手にケガを負い、自分の顧客に不便をかけることがあってはならないという気持ちがあったのだと、この仕事をするようになってからわかりました。
地域に一軒は下駄屋があった時代はとうになくなりました。
けれども、せっかくご自身のお履き物があるのに履けないのはお気の毒です。自分達にできることならさせていただこうと、今まで他店のものもお直ししてきました。
しかし、この辺で一つ区切りとさせていただこうと思います。
持ち込まれた他店商品の中には、中国製品やリサイクルショップなど背景のわからないものや、見た目はきれいでも製造されてから何年たったのかわからないものも少なくありませんでした。
お履き物は、年数が経つほどに麻紐が硬く締まり鋲は錆びるためほどきに時間がかかります。また、触った端からぼろぼろと崩れてしまうものもあります。
そういう場合は、履物の寿命だと割り切るより仕方がないのです。
ネットで気に入ったものを安く購入できたとしても、足に合わずに履けないというのはよくある話です。購入時に花緒の調整ができるかどうかを確認し、最悪の場合は購入店に出向いて直してもらうことも視野に入れて購入することをお勧めいたします
下駄のすげ替え【花緒の取り換え・台の取り換え】
自分のところで挿げているからこそ出来るすげ替え
すげ替えには『花緒の取り替え』と『台の取り替え』の二通りがあります。
花緒がくたびれてきても台がしっかりしていれば花緒のすげ替えが出来ます。
花緒を替えるだけで見違えるようになります。
逆に、花緒がしっかりしていて下駄の台が減った時、今付いている花緒を取って新しい台に挿げ
替えることも出来ます。
布、合皮はもとより、特に皮の花緒(蛇・トカゲ・印伝など)は高価ですので一代で捨ててしまっては勿体ないです。ぜひ、台の交換をお勧めいたします。
雪駄に付いていた花緒を、またその逆に下駄に付いていた花緒を雪駄にという場合もございます。
≪花緒の調整≫
年齢を重ねたり、太ったり痩せたりなど、体格が変わると足のサイズが変わります。
また、近年、花緒の中心に通っている紐の素材の多くが、麻からナイロンに替わりました。
麻は一度締めると緩みにくいかわりに水に弱く切れやすいという特徴があります。
ナイロンは水には強いのですがやがて伸びてきます。そのためどうしても緩みがでます。
きつければ足が入らなかったり花緒が食い込みますし、緩ければ花緒を持ち上げて歩か
なければならず、疲れたり花緒ずれの原因になります。
どちらも痛いものです。
調整をすることにより、ピッタリと足に合う履きやすい履物になります。